perl 5.8 の利用
サポート言語に perl 5.8 を追加しました。
弊社全サービスにて利用可能です(エコノミーはCGIサーバにて利用可能)。

□ 最新 perl 5.8
現在の最新である 5.8.8 をベースにしています。

□ Unicode 対応
perl 5.8 の中で最も注目されている Unicode への perl ネイティブ対応により、多言語対応perl スクリプトを記述することが出来ます。

□ 現行の perl5 をサポート
perl 5.8を 現行の perl5 サポートからは分離してインストールするように構成しました。
perlの呼び出しによって切り分けてご利用いただけます。
例:perl 5.8の場合: #!/usr/local/bin/perl58
  現行のperl 5(5.005_03) の場合: #!/usr/bin/perl5

※ 2006年7月10日より 上記の呼び出し方法以外にperl バージョンセレクタにより /usr/bin/perl
および /usr/local/bin/perlで呼び出すperlのバージョンを選択できるようになりました。
これによりドメイン内での一括の呼び出しバージョンの変更が可能です。perlバージョンセレクタは
Webコントロールパネルよりご利用いただけます。変更の際には呼び出しを行っているCGIスクリプトが
perl バージョンに対応していることを十分ご確認いただいた後に変更くださいますようお願いいたします。

□ 多数の追加モジュール
今回 perl 5.8 を導入するにあたっては、ご要望が多かったモジュールや、よく使われているモジュールを出来る限りインストールいたしました。
現時点では perl 5.8 での標準インストールモジュールに加えて以下の追加モジュールを追加インストールしています。
なお標準インストールモジュールにつきましてはperl5.8の参考文献にてご確認ください。

Archive-Tar
Archive-Zip
Class-Factory-Util
Class-Loader
Class-Singleton
Compress-Zlib
Convert-TNEF
Convert-UUlib
Crypt-DSA
Crypt-Random
Crypt-SSLeay
DBD-SQLite
DBD-mysql
DBI
Data-ShowTable
DateTime
DateTime-Locale
DateTime-TimeZone
Digest
Digest-HMAC
Digest-SHA1
Encode-JIS2K
ExtUtils-CBuilder
ExtUtils-ParseXS
GD
GD-Graph3d
GDGraph
GDTextUtil
HTML
HTML-Parser
HTML-Tagset
HTML-Template
IO-Tty
IO-Zlib
IO-stringy
IPC-Run
Image-Magick
Image-Size
JEncode.pm
Jcode
MIME-Lite
MIME-tools
Mail-Sender
Mail-Sendmail
MailTools
Math-Pari
Module-Build
Net-DNS
Net-Daemon
Params-Validate
Parse-AccessLogEntry
PlRPC
SQL-Statement
Storable
TermReadKey
Test-Harness
Test-Simple
Time-HiRes
TimeDate
Time-Local
URI
Unix-Syslog
XML-LibXML
XML-LibXML-Common
XML-LibXSLT
XML-NamespaceSupport
XML-SAX
YAML
jcode.pl
libwww-perl
モジュールのバージョン、追加するモジュールについては予告なく変更する場合があります。


□ GD2サポート および GD 付随モジュールの強化
GD2 をネイティブにサポートした GD モジュールを導入しました。
これにより 現行perl5でサポートしている GD1 よりも高度な GDによる描画が可能となりました。
さらに GD 機能ををよりきめ細かく利用するために以下のグラフ処理を容易にするための追加モジュールの導入も行いました。
・ GD-Graph3d
・ GDGraph
・ GDTextUtil
この為簡単な記述だけで 高度なグラフを動的に作成することも可能となりました。
GD2 は Unicode(UTF-8)対応としてインストールされている為、GD機能で日本語を利用する場合には Unicode(UTF-8) に変換する必要があります。
perl5.8経由で利用できるGD2 の サポートされているグラフィックスフォーマットは PNG、GIF、JPEG となります。
□ ImageMagick(PerlMagick) のサポート
御要望の多かった 画像加工処理パッケージ ImageMagick を サポートしました。
perl5.8 上から Image::Magick モジュールを経由して利用可能です。
既存のイメージデータの動的な加工などは この ImageMagick が大変得意とする分野です。
ImageMagick の機能詳細につきましては各参考文献サイトなどをご確認ください。

※ ImageMagick につきましては、以下の状態でインストールされています。

               Option                        Value       
		-------------------------------------------------------------------------    
		Shared libraries  --enable-shared=no              no
		Static libraries  --enable-static=yes             yes
		Module support    --with-modules=no               no
		GNU ld            --with-gnu-ld=yes               yes
		Quantum depth     --with-quantum-depth=16         16
		Delegate Configuration:    
		BZLIB             --with-bzlib=yes                yes
		DPS               --with-dps=no                     no
		FlashPIX          --with-fpx=no                     no
		FreeType 2.0      --with-ttf=yes                  yes
		Ghostscript       None                            none
		Ghostscript fonts --with-gs-font-dir=default      none
		Ghostscript lib   --with-gslib=no                 no
		Graphviz          --with-dot=yes                  no
		JBIG              --with-jbig=yes                 yes
		JPEG v1           --with-jpeg=yes                 yes
		JPEG-2000         --with-jp2=yes                  yes
		LCMS              --with-lcms=no                  no 
		Magick++          --with-magick-plus-plus=yes     yes
		PERL              --with-perl=/usr/local/bin/perl58 /usr/local/bin/perl58    
		PNG               --with-png=yes                  yes
		TIFF              --with-tiff=yes                 yes
		Windows fonts     --with-windows-font-dir=        none
		WMF               --with-wmf=no                     no
		X11               --with-x=no                       no
		XML               --with-xml=yes                  yes
		ZLIB              --with-zlib=yes                 yes
		
  
□ SQLite インターフェースの導入
簡易ファイル型データベースSQLiteを perl 5.8 上から扱えるようになりました。
DBI(DBD::SQlite) 経由でのアクセスが可能です。
簡易データベース機能となりますので、高度なデータベース利用にはアドバンス以上のサービスでMySQL のご利用をお勧め致します。
なお、SQLiteおよびMySQLの利用方法についてのサポートは一切行いませんので御了承ください。
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