他社からの乗換え

誰でもわかる乗換えの話

サーバーの移動

ドメインは持ってます。現在他社でサーバーをレンタルしています。
ですが不満なので乗換え(移動)したいと思います...
何からはじめればいいですか?

まずは、インターネットの仕組みを確認してみましょう。

インターネットはどんなもの?

「インターネットをする」と日常的に言いますが、具体的にどんなことでしょうか。
インターネットをしている状態を簡単にいうと、無数の大小のネットワークが「相互」に結ばれた巨大なネットワークを渡り歩いている最中、となります。

ネットワークは個々のコンピュータが連なって形成しています。
そして、連なるコンピュータがやりとりする言葉(通信手段)の違いがあります。
インターネットでは、この言葉の違いをなくすため、「TCP/IP」という共通語を使うようにしています。
こうすることで、独立していた無数のネットワークはお互いに繋がることができるようになり、いまのようなインターネットを形成したのです。

あなたがインターネットをしている時は、あなたのコンピュータがいくつもの見知らぬコンピュータと会話をして、ネットワークの橋渡しを受けているのです。

Web サーバー(ASJサーバー)誰でもわかる乗換えの話:インターネット

IPアドレスとドメイン名 〜「インターネットの住所」

インターネット上に存在するコンピュータは、自分がどのネットワークに属しているかということを示す、4桁の1〜255までの数字で構成されたIPアドレスという「住所」を持っています。
あなたのコンピュータはこの数字の住所をたよりにインターネットに接続します。
でも、こんな数字の羅列は、人にわかりやすいとはいえません。
友人に「<123.456.789.000>にアクセスしてね」といわれても、たぶん覚えられないでしょう。

そこで、考え出されたのが「ドメイン名」という名前です。
この住所(IPアドレス)と名前(ドメイン名)は対になっていて、「219.118.206.5」は「asj.ne.jp」という具合です。
これならとても使いやすいしわかりやすいですね。

Web サーバー(ASJサーバー)誰でもわかる乗換えの話:IPアドレス

DNSの役割 〜「どうやって探してくるの?」

さて、ブラウザに名前を入力しても、あなたのコンピュータは住所がわかりません。
どのように住所を調べてくるのでしょうか?
インターネットでは必要な分だけの住所録を管理している案内係のようなコンピュータがいて、ネームサーバーといいます。
あなたのコンピュータから「asj.ne.jp」はどこにあるの?と聞かれたネームサーバーは、「219.118.206.5」だよ。と住所を教えてくれるのです。

Web サーバー(ASJサーバー)誰でもわかる乗換えの話:DNS

このネームサーバーはネットワークごとに運用されていて、必要な分だけの住所録を管理しています。
ですが、世界中のコンピュータの住所を知っているネームサーバーがいるわけではありません。
ネームサーバーは自分の知らない住所を訊ねられた場合、過去の住所録から一番知っていそうな別のネームサーバーに問いあわせます。
尋ねられたネームサーバーは知っていれば教えますが、わからなければ同じようにして、別のネームサーバーへ問いあわせを続けます。

ンタルサーバー(ASJサーバー)誰でもわかる乗換えの話:DNSの連携

ネームサーバーは、自分が属するネットワークにいるコンピュータからの問いあわせを記憶していて、一定の間は自分の住所録から教えてくれます(たいていは接続プロバイダのネームサーバーです)。
こうして最後には、あなたのブラウザに目的のホームページが表示されるのです。

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